兵庫県庁のインターンシップ参加学生による、当館の紹介動画を公式YOUTUBEに公開しました。

ぜひ、ご覧ください。

このインターンシッププログラムは、毎年、県内外の学生を対象に行っている、兵庫県庁のインターンシップ制度で、今年は139人がインターン生として参加しました。このうちの大学3年生2人が、兵庫県地域振興課内で5日間にわたって、就労体験を行いました。

2日目のプログラムが、兵庫津ミュージアムでの体験となっており、インターンの学生は、当館でボランティアガイドによる館内案内を体験、その後、県職員によるミュージアムの概要や事業計画の説明などを聞きました。

グランドオープンに向けた若者・ファミリー層への広報を課題とし、各々が企画を提案、最後は初代県庁館のPRとなるような動画を撮影し、当館での体験を終えました。

　参加した学生は、「兵庫の歴史を今後も引き続き伝承していくために建設されている兵庫津ミュージアムを、ただのミュージアムで終わらせないという開館後を想定した取り組みを既にしていることを学んだ。兵庫津ミュージアムを”ユニークベニュー”（※）といった他の博物館とは異なる利点を打ち出すことで、他との差別化を図ろうとしている点を学んだ」

「県庁職員の仕事は県庁内にとどまらず、特に地域振興課のような部署はあらゆる施設に出張して地域振興に携わっていることが分かった。ミュージアム計画における若者・子育て世代向け広報を工夫する難しさを感じた。県の仕事は、職員のみならず、ボランティア等の協力が必要不可欠になっていると感じた。」

などと感想を述べ、充実したインターンシッププログラムを終了しました。

※ユニークベニュー…コンベンションやレセプションなどを、レセプション会場などの専用の施設ではなく、歴史的建造物や文化的施設、公的施設などで行うことにより特別感や地域特性が出せる会場のこと。