展覧会・イベント

巡回展「日本遺産 銀の馬車道 鉱石の道-播但貫く近代化産業遺産-」

開催概要

会期

令和5年4月22日(土)~6月25日

会場

ひょうごはじまり館2階企画展示室

         
観覧料

大人300円/大学生200円/高校生以下無料(常設展示+初代県庁館の観覧料を含む)

         
休館日

毎週月曜日(祝日の場合は翌日、ただし5月1日(月)は開館)

         
開館時間

午前9時30分~午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)

         
主催

銀の馬車道ネットワーク協議会、兵庫県立兵庫津ミュージアム、兵庫県立歴史博物館、朝来市埋蔵文化財センター

         
共催

日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会、鉱石の道推進協議会

         
後援

兵庫県、兵庫県教育委員会、NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西

見どころ


兵庫県中央部の播但地域。そこに姫路・飾磨港から生野鉱山へと南北一直線に貫く道があります、”銀の馬車道”です。さらに明延鉱山、中瀬鉱山へと”鉱石の道”が続きます。わが国屈指の鉱山群をめざす全長73Kmのこの道は、明治の面影を残す宿場町を経て鉱山まちへ、さらに歩を進めると各鉱山の静謐とした坑道にたどり着きます。

この展覧会では、銀の馬車道 鉱石の道に関する新発見資料を含んだ関連資料を展示し、沿線の文化・鉱山の歴史をたどります。

神戸会場は、兵庫津ミュージアム!巡回展開催会場のうち、最大規模で実施します。

〈銀の馬車道とは〉

明治9年に飾磨港と生野鉱山の間、約49Kmを結ぶ馬車専用道路として作られ、生野鉱山へ物資などを運搬しました。正式名称を「生野鉱山寮馬車道」といい、“日本初の高速産業道路”としても知られています。

〈鉱石の道とは〉

中瀬鉱山・明延鉱山・神子畑鉱山・生野鉱山エリアに残る産業遺産群を「鉱石の道」と名付け、日本最古の鋳鉄橋や明神電車などが大切に保存されています。国の「近代化産業遺産群33ストーリー」の一つとしても認定されています。

主な展示物

  • 明神客車之図くろがね(養父市教育委員会蔵):明延と神子畑を結んだ明神電車(一円電車)の客車の組立図です。
  • 但州生野銀山絵巻(生野書院蔵):江戸時代の生野銀山の様子が分かる絵巻です。
  • 生野鉱山前馬車道(朝来市提供):生野鉱山本部前を通る銀の馬車道の古写真。馬車の痕跡が写っています。
  • マカダム式工法道路剥ぎ取り資料(神河町教育委員会蔵):「銀の馬車道」の工事に採り入れた当時最先端のマカダム工法が分かる模型です。
  • 馬車新道旧往来筋書上帳(市川町屋形区蔵):「銀の馬車道」の整備に伴う補償金に関する古文書です。
  • 新道敷絵図(福崎町井ノ口区蔵):「銀の馬車道」整備の際に古い道も活用されたことが分かる絵図です。

関連イベント

観光展示ブース・講演会など関連イベントを実施します。

詳しくは、「詳細はこちら」からご覧ください。

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