グランドオープンに向け、各所にスタッフが増えました。7つの質問をなげかけ、
答えてもらっていますので、ぜひご覧ください。
展示ディレクターの7Q
Q1.兵庫津ミュージアムで働こうと思ったきっかけは何ですか?
→私は40年以上、博物館の展示づくりの仕事をしてきましたが、退社の時期を迎えようとしていました。
そんな折に笠井館長から「館の運営を手伝ってくれないか」と声をかけられたのがきっかけです。
仕事内容は、企画展示のプランなどを担当する予定です。
Q2.業務上or日常心掛けていることは?
→再び新入社員になったつもりで気持ちも新たに仕事をさせていただこうと思っています。
Q3.印象的だったお客様のエピソード
→いまはまだお客様と接する機会はほとんどありませんが、個人的にリピーターづくりに貢献したいです。
イメージを様変わりさせ、図書館に何度も行くように、何度も行きたくなるような博物館にしたいです。
Q4.趣味は?
→博物館に関することです。
歴史文化をテーマとする博物館なら、その地域の歴史上の人物の子ども時代、また深く影響を与えた恩人を知ったり、歴史の証拠となる資料をまじまじと観察できたり、偉人の感動的な言葉やシーンに出会ったり。
一方で科学をテーマとする館であれば、私たちを取り巻く世界のダイナミックな秩序、法則に触れ、再現、体験することができます。いろいろなテーマで驚き、発見、感動が生まれる博物館は実に面白いと思いませんか?
Q5.好きな歴史上の人物は?
彼は「東の渋沢、西の廣瀬」とさえいわれた人物です。渋沢とはあの渋沢栄一のことです。
廣瀬宰平があまり知られていないのは、ある財閥の総支配人(大番頭)という、サラリーマンの立場を貫いたからです。西日本における明治の一大起業家で現代に連なる多くの企業を起こしています。
※逆命利君、謂之忠(ぎゃくめいりくん、これをちゅうという)
「本当の忠義とは、上司や主君の命令、たとえ国家の命令であっても、それが主家のため、国家のためにならなければ、敢えて逆らうことあるべし」という意味です。宰平の上司はやりにくかったでしょうね。
Q6.兵庫県内で好きな場所orおススメスポットは?
→やはり奇跡の城、「姫路城」は強くお勧めします。
当館の展示にも姫路城に関係する話が出てきます。幕末、ある大商人が姫路城を討幕軍に破壊させないために多額の軍資金を手渡したというエピソードです。
皆さんにも兵庫県に関するいろいろなエピソードを展示の中に見つけてほしいと思います。
Q7.当ホームページ読者の方々へ一言
→SNSなどバーチャルな空間で当館の情報を見かけたら、ぜひリアルな展示空間で「ひょうごの始まり」を体験、実感してほしいです。さらに来館をきっかけに、ひょうごの五国の美しくて、美味しくて、めっちゃ豊かな魅力を訪ね歩き、肌で感じてください。