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100年前の関東大震災と兵庫ー『1923~関東大震災と阪神間~』出版を記念してー

今年は関東大震災から100年の年。兵庫県の研究者によって『1923~関東大震災と阪神間~』という書籍が出版されました。そんな節目の年に田辺名誉館長の自宅から震災直後の作られた、震災復興を願う「復興節」のSPレコードや直後に神戸で刊行された震災写真帳が見つかりました。

この貴重な資料や音源をぜひ皆様にも見ていただきたい、聞いていただきたいそんな想いから実現した企画です。

「復興節」の貴重な音源試聴はもちろん、講談師の旭堂南海さんによる演奏披露もありますので、

ぜひお越しください。

日時12月23日(土) 10時30分~
会場ひょうごはじまり館 3階研修室
参加費600円(倶楽部員は500円)  無料
内容講演:「思いがけない震災資料」名誉館長 田辺眞人
   「大震災と県内の動向」大手前准教授 森元伸枝
   「関東大震災と神戸港」大手前大学准教授 坂倉孝雄
   「『1923~関東大震災と阪神間~』出版の経緯」大手前大学准教授 海老良平
  
演奏:書生節「復興節」 講談師 旭堂南海
出演田辺眞人(たなべ まこと)
兵庫津ミュージアム名誉館長。
園田学園女子大学教授(歴史学・比較文化論)を経て同大学名誉教授に。
地域史研究に対して兵庫県文化賞、宝塚市市民文化賞、神戸市文化賞、ロドニー賞、
教育功労に対して文部科学大臣表彰、放送文化基金賞などを受ける。
その間、宝塚市教育委員長やニュージーランド学会副会長などを歴任。

森元伸枝(もりもと のぶえ)
大手前大学経営学部准教授。修士(経営学)。地域産業、産業集積研究。
主な著書に、『洋菓子の経営学―「神戸スウィーツ」に学ぶ地場産業育成の戦略』
(プレジデント社、2009 年)などがある。

坂倉孝雄 (さかくら たかお)

大手前大学経営学部准教授。博士(政策科学)。
地域研究。主な著書に、『政策科学のフィールド』(共著、晃洋書房、2006 年)などがある。

海老良平 (えび りょうへい)
大手前大学現代社会学部准教授。博士(経済学)。
観光学研究。主な著書に、『入門観光学』(共著、ミネルヴァ書房、2018 年)などがある。

旭堂南海 (きょくどう なんかい)
加古川市出身。高校時代は落語研究会に所属。大学では国文学を専攻。
大衆芸能に興味を持ち、落語、浪曲、最後に講談にたどりつく。
1988 年に3 代目旭堂南陵に入門。
1998 年「咲くやこの花賞」を受賞。
2009 年加古川観光協会より「加古川観光大使」に任命。

定員140人
申込方方法電話:078-651-1868
(月曜除く9時~17時)

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