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怒涛?大波乱?の1日。兵庫五国お雑煮まつり~チェンバロ演奏会

 1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。とよく言いますが・・・。新年あけてから1カ月が経ちました。

新年最初のイベントは、1月7日(土曜日)に初代県庁館で行った「兵庫五国お雑煮まつり」と午後からのひょうごはじまり館での「チェンバロコンサートと北前船の語り」でした。

 「兵庫五国お雑煮まつり」とは、兵庫県各地域で比較的食べられている雑煮を提供するイベントで、昨年はお昼ごろに完売したという人気のイベント。今年は更に各地域の地酒もご用意してパワーアップ!

 そんな各地域の雑煮の気になる中身といえば、摂津は「焼きあなご入りすまし雑煮」。播磨「ゆりねすまし雑煮」、但馬「あずき雑煮」、丹波「白みそ鰹節雑煮」、淡路「白みそ青のり雑煮」。

地酒のラインナップは、摂津「福寿 御影郷 純米酒」、播磨「葵鶴 純米酒」但馬「但馬杜氏の技 但馬」、丹波「奥丹波 純米酒」、淡路「都美人 超辛口」。

というどちらを食べても、どちらを飲んでも美味しそうなラインナップ。

しかも雑煮が1杯200円で地酒が1杯100円の販売!(お得!)

どちらもおひとり様5杯までという限定で、昨年より提供数を増やし、準備をすすめていました。

 ただ、今年は、SNSで広告を出稿したということもあり、いつも以上に多くの人にお知らせした結果、

予想以上に人が集まり、開始時刻の前からかなりの待ち列が…ということで予定より10分早く開始。

開始数分でこの列

 開始数分でご覧のように、会場のイベント広場は人がいっぱいに。

(映ってはいませんが実際はもっと長い列ができました)

取材に来ていたケーブルテレビのカメラマンも、調理風景、提供風景を撮影できず・・・。

念のためにと、事前に確保していた撮影用の各雑煮と、地酒の瓶で撮影をしました。

 この撮影をしている時に、もう雑煮が半数以下になり、その後約1時間くらいで完売となってしまいました。

そんな中でも全種類ゲットできたという方もいたとか。私は直接お会いできませんでしたが、

たまたま出会ったご家族連れは、全種類ではないが、とりあえず、食べたかったものはゲットできたとのことで、

家族でシェアされていました。

 しかし1時間ほどで終了してしまったイベントだったため、大半の方がお雑煮食べられずという結果になってしまいました。今後このようなイベントを開催する際は、たくさんの方に行き渡るようにしていきたいと思います。

食べられなくてショボーンとなっていたお子さんたち、本当にごめんなさい。

お子さんたちが楽しめるイベントもたくさん開催していきますので、また来てくださいね!

 午後は、ひょうごはじまり館のエントランスホールで音楽イベントを開催。

「チェンバロ演奏会と北前船の語り」と題し、北海道在住のチェンバロ奏者明楽みゆきさんによる

北前船に関する話を交えたコンサートを行いました。

 15-18世紀によく使われていたというチェンバロ。そんなチェンバロの数少ない日本の奏者である明楽さんは、先祖が近江商人で、北前船の貿易で活躍したという縁もあり、「現代版北前船プロジェクト」を立ち上げました。

北前船が全国を結んだように、北前船の歴史を含めたトークと演奏を各地で行うようになったそうです。

 

北前船行灯の下で話す明楽さん

この日は、演奏した楽曲の説明や、バロック音楽や北前船の歴史などについて話されました。

演奏した楽曲も、クラシックなものから、一青窈さんのハナミズキといったJPOPの作品までチェンバロで演奏し、チェンバロの温かい音色にうっとりしながら観客のみなさんも聞き入っておられました。

 最後は、「北前船のように、色んな人と音楽や語りを通して交流していきたい」と意気込みを述べられました。

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